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ペレットストーブ@アウトドア

ここらへんだと入手しやすく値段も安い木質ペレットをアウトドア活動で使えないか実験

使用シーンは、秋時期のサブ暖房用として、朝起きてお湯を沸かしながらちょっと温まりたい場面を想定。

まずは、2次燃焼できそうな小型ストーブを入手(メーカー不明なヤツ)ポイントは、ペレットが落ちないようなロストル穴とφ135mmというサイズ感

135mm径だと4寸(121ミリ)の煙突が使えそうかなと思って、ホームセンターのストーブコーナーで確認するとジャストフィット。4寸煙突でも良かったが、形状と長さが気に入ったので4寸⇄3.5寸アダプターを入手。

ペレットを燃やしてみた結果

1回目 入れた燃料は2次燃焼用空気穴までの半分程度、点火は新聞紙を使うよりも、直接バーナーで点火した方が良かった。

煙突を乗せたので点火後は、少しして炎が上がり2次燃焼しているのが確認できた。その後20分ほど炎をあげて燃焼し、熾火になってからも20分は暖かさを保つが、熾火になってからの熱量の落込みが激しい印象。燃焼によりペレットが小さくなるので、ロストルの穴からはどんどん落ちる。

その後、消えかける。ロストルの下部に小さくなったペレットが貯まり、下部の空気穴が塞がった様子。対策としては、ロストル側部に穴をあけたり、ステンレスメッシュ敷いたりしてはと思った。

燃料の追加については、入れすぎると消えてしまい、少量ずつ投入しても燃焼時の煙が多くなるため、燃料の追加はしない方が良さそう。煙突については付けた方が安定するが、付けないで炎がゆらゆらするのも有りかと。

翌日2回目 ロストルのサイドに空気穴を空けて、燃料ほぼ満タンで着火。5分程で2次燃焼スタート、ケトルを乗せたところ、1.2Lのお湯が10分で沸く。前回より炎が大きくなり火力があるが、煙も増えてしまったので普段使いするには迷惑かも。

木質ペレットは木粉を形成しているため、加熱により可燃性ガスが一気に出てしまう印象、いまのストーブでは可燃性ガスが燃焼しきれず煙が出ているようだ。燃料追加で、煙が増えるのも同じ原因かと。また、熾火のときの火力ダウンは、熾火燃焼する場合は、燃焼する場所が下方に移るので熱源と距離が空くことも影響しているかも。

対策としては、燃焼効率改善のため強制吸気導入のメリットはありそうだが、当初の目標からはズレてしまうので最後の手段。簡単にやるなら煙突の延長か。

あと、可燃性ガスがリッチな状態なので、投入する燃料を減らして調整するのが手っ取り早そう。お湯が沸く最小限ペレット量など、そこら辺はこれから確認。

最後に、木質ペレットの特性を理解して利用できれば、価格面でのメリットがあるので、検討の価値ありかと。

ペレットストーブ@アウトドアその2