年明けからあのユニフレームがアウトドア用ペレットストーブを発売するらしいとの情報があり、小型ペレットストーブで遊んでいた流れから気になっていたところ…
待つこと3か月。発売日に入手することができたので、早速試運転!
長さ30センチの煙突8本が本体に収納、スパークアレスターは収納できず。なお、カタログに記載の無かったスパークアレスター径は約125㎜、煙突径は60㎜。
煙突の包装から調べたところ、煙突は株式会社ホクアイ製のCF・FE排気筒60φストレートを使用している模様。このシリーズは303㎜、457㎜、606㎜、914㎜のラインナップがあり、エルボなどもあるので今後いろいろと利用できそう。なお、GーStove用の6センチ煙突とは、接続不可。
さて、燃料タンクに半分ほどいつものペレットを詰めて、試運転開始。ロストルにうまいことペレットが溜まっているので、バーナーで着火。途中2回ほど火を付け直して、通常燃焼開始。蓋を開けると、煙が逆流するので、1回で確実に着火したい場合は着火剤を使うのもありかと。
非常にシンプルな作りながら、燃焼が始まるといい感じに燃料が供給されるところはさすがのユニフレーム。ストーブに熱がついて、可燃性ガスMAX運転時においても、煙は出ず上手く燃焼している模様。ロストル直上が1次燃焼エリア、その先の燃焼室が2次燃焼エリアと言ったところ。何もしなくても、最後までキレイに燃焼して、お湯も沸かすことが出来た。
試運転で気になった点
燃料の供給は、自然落下式となっているため、場合によっては勢い良く燃料が供給されることがあり、その際ロストルへの空気供給口から少量の煙が逆流することが2度ほど。また、ロストル近辺の隙間(吸気口?)からも若干の逆流があった模様。薪ストーブなどと比較すると、可燃性ガスが激しく発生するロストル近辺が外側と隔離されていない構造となっており、メーカーが屋外用ストーブとしているのは、そう言ったことも関係しているのではと思った。
今後は、テントへのインストールを目指して煙突の追加。また、逆流対策として、隙間埋めの影響調査や吸気口形状の変更などやってみよう。