週末の天気予報が良くなったので、近場のキャンプ場を開拓してみることに。オホーツク地方で冬キャンプできる場所はとても限られるので一度行ってみたいと思っていた網走市のふくろうの渓谷さんへ向かった。
道中(大空町方面より)、オホーツク海の流氷を眺めながら、右手に緑色のD型ハウスのある分岐を左へ、少し行くと看板が出ているので、左折して谷沿いに入り、少し進むと川沿いの林間サイトに到着する。
川沿いの林間サイトなので、第一印象は先日お邪魔したコニファーさんに似ていると思った。コニファーさんとは木造建物がたくさんある点で全体の雰囲気が異なるがいい感じのキャンプ場だ。


道を降りてすぐ右手の長方形のハウスが管理棟、正面にある建物が炊事場となっており、その奥に男女別のトイレがある。炊事場は冬場でも24時間使用できる、ナイスです。
サイト数は10くらいか、当日は私も含め5組ほど滞在していた。初めての利用だったので管理人さんに建物やサイトについて説明してもらい、場所を決めた。
サイトは小川沿いで、傾斜もほとんどなくテントが設置しやすかった。また、木々も適度に残っておりいい雰囲気で、隣とも距離がとられている。朝は野鳥の姿もたくさん見ることができた。
利用料も良心的だと思うし、自宅から1時間以内の場所に良いキャンプ場が見つかったので、冬以外でもぜひ利用したみたい。



さて、今回のテーマはUFペレットストーブの追加用燃料タンク3号(過去ログ:追加用燃料タンク容量を更にアップ)の試運転なので、焚き火はやらないことにして薪は持ってこなかった。でも、出がけに昔使っていたネイチャーストーブを思い出して持ってきたので、ちょっと遊ぼうかと思った。
燃料タンク3号は1mm厚のアルミ板で作ったので頑丈かつ、燃料タンク2号の経験からちょうど良い大きさで作ることができたと思う。UFペレットストーブと合わせた時のマッチングもそこそこ良いと思う。
実際に燃料を入れて燃焼時間を測定してみたところ、予定通り7キロで5時間以上の燃焼時間を確保することができた。ほぼ期待どおりの内容だったので、燃焼スピードもやはり1.35㎏/hくらいなのだろう。



ちなみに、純正タンクのみだと容量1.8㎏なので燃焼時間は80分となるが、満タン状態で点火から始めた場合にはカタログ値の約120分に近くなるのだろうと思った。ま、使用する木質ペレットの特性にもよるが
この日は前回より外気温が高く、0度近くになったので、ペレットストーブ全開だと、幕内温度が26度まで行ってしまった。夜になり-7度で、幕内17度となり、快適に過ごすことができた。しかしながら、火力調整できないのが、UFペレットストーブの惜しい点だと再確認した。
久しぶりに使用したペレット版ネイチャーストーブ(過去ログ:ペレットストーブ その3)はほぼ予想どおりの燃え方だった、無駄な煙も発生せず、炎も小さめに燃える状態。あまり炎が見えないので気分的には盛り上がらないが、グリューワイン製造マシン(湯せんするヤツ)をいい感じで温めることができた。焚き火しない時にはまた使ってみようと思った。