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鶴の里キャンプフィールドにて冬キャンプ2回目

土日を利用して1月に続いて鶴の里さんへ、このキャンプ場としては遅めの12時にチェックインしたところ、受付カード番号は15番で奥の方のサイトは一杯とのこと。手前側の空いてる場所に設営するも最終的には他サイトも全部埋まっていた。雪解け時期はいったん閉まるので、この時期は混むとの話だったが、このキャンプ場の人気と釧路地域の盛り上がりの表れでもあるのだろう。

9時チェックイン可能で翌14時チェックアウトと言うのが、自分がここを選ぶ大きな理由で、1泊2日のキャンプでもゆっくり過ごすことができるのが大きい。近場でキャンプする時はできればレイトチェックアウトのあるキャンプ場というのが個人的には重要

今回も焚き火はやらないでお篭りキャンプでまったりする計画、荷物もかなり減らせるので、もう少し暖かくなるまで焚き火はとっておこう。今年に入ってからの3泊で装備的には機能確認が取れたので、幾ら寒くても大丈夫、ひたすらダラダラしよう。

テント設置後、昼食を食べて、呑みはじめる。冬キャンあるあるの凍結した氷結ゼロを出発時の物置きで見つけて持ってきた。今日は日中気温が高く(0度前後)室温が26度をこえたので、入口をオープンして温泉調節。外の景色眺めながらストーブにあたるのもなかなかいい感じ、外気温高い時はこのパターンもありだ

天気予報どおり、16時くらいから少し風が出始めて大粒の雪が降りはじめるが、雪が幕に当たる音が面白い。その後2時間ほど降り続いたので、夕食にあわせて焚き火の準備してた人達は大変だったと思う。しかしながら、その後雪と風は収まり21時頃には満点の星空を見る事ができた。テントに戻り、寝る準備で燃料ペレットの調整、この時期は夜のうちに水タンクは凍るので、朝一でお湯沸かすためにケトルの準備をする。

ペレットストーブの燃料タンクも空になり、燃焼時間あと5分くらいかと思っていた22時半頃、近くで掘削工事でもやっているかの様な振動!地面から直接突き上げるような振動が不意に始まる。周囲の木々の音か地鳴りか分からない低い音も響く。

縦揺れと認識して、地震が起きていることを把握したころ、携帯に地震速報が流れる。時間にして5秒から10秒。どうなるんだろうとテント内を見回すが特に何も起きていない。1番の危険物であるストーブをただただ見つめながら横揺れをやり過ごす。30秒はたったか、縦揺れの不気味さに比べ、横揺れがそれほど大きくならないないのでひと安心。テント内は天井に吊るしたライトが揺れているのと、昼間から干していたソフトシェルが揺れているのみ、逆にストーブの炎の勢いが気になる。テントに何かあったらストーブはどうなる?そう思うと、視線はストーブに釘付けで、結局、揺れが収まるまでストーブを見ていた。何も起きなくて良かった。

釧路一帯の震度は4だったが、思ったよりも穏やかだった印象。ま、キャンプ中に地震があったのは初めてなのでなんともだか

その後、すぐにキャンプ場のオーナーさんが場内確認に来られ、利用者と会話している声が聞こえてきた。場内も問題なかった模様

そんな声を聞きながらストーブが消えたので、余震が無い事を祈りながら就寝。そのまま5時半までぐっすり眠ることができた。起床後は、ダラダラと午前中を過ごし、12時にチェックアウト、温泉に寄って帰宅した。

キャンプ場での地震体験は初めてだったので気づかされたことがいろいろあるが、また別の機会に